第47回「一都三県自転車競技大会」参戦速報

第47回「一都三県自転車競技大会」参戦速報
2016/05/15
報告:強化委員会 岡和田

■本大会は、個人(少年・成年・女子)で個人、団体総合を争われる全種目参加が義務化された歴史ある関東圏の大会である。東京からは、女子1名を除くフルエントリ−で10名が参戦した。小田原競輪場333m競輪バンクを使用し単日で行われた。

【成年】
■1kmは9秒台の記録にて推移した東京であり、大会中間成績止まりと伸び悩んだ出だしとなった。7秒台をマーク出来る選手もいるため、今後に期待。
■ケイリンは予選3組から菊山、鈴木(共に法政)が決勝。ペーサーの速度を読み、前方位置した鈴木(法政)であったが、残り2周、混戦模様の中ちょっとしたスぺースに飛び込み、これが決勝ポイントとなり、以降有利な展開運びでなんなく優勝。

【少年】
■ケイリンは片桐(昭和)の不運の失格、他は全員1着上がりにて決勝進出。決勝は、東京3名を含む6名で争われ、武田(昭和)が混戦から抜け出すのが遅かったが、後続を抑え余裕の優勝チーム総合に弾みをを付けた。

【女子】
■500mは37秒台が表彰圏内と予想され、38″508’をマークした松本(昭和)が2位と甘んじた。太郎田(東京成徳)42秒台と課題が明確になったが、今後の伸びしろに期待したい。
■2kmIPは、松本(東京・昭和)/細谷(埼玉・浦和)の記録の戦いと化したが、細谷が、TOPTime 「2″41’台」で松本は2位と涙をのんだ。

【団体】
■TS少年は2組目、神奈川と対戦。2/100秒差で優勝、団体総合に大きく弾みをつけた。成年も勢いに乗りたかったが、神奈川からのお返しで1/10秒差(1″05台)の戦いで2位に甘じる結果。

【総括】
■PRは成年少年共に入賞圏内をkeepする積極的な走りで、スタッフを魅了させた。全体的には、各選手がしっかりと国体を見据えた調整と総合力発揮に力を注いだ結果が、現れた良い、レースとなった。関東圏の大会ではあるが、この雰囲気と監督、コーチとの距離感を無くし、一体となったレース参戦を今後も継続することを臨む。

【大会成績】
■団体成績
・少年:優勝, 成年:第2位, 女子:第2位
■総合成績
 ・優勝
□東京チーム監督:廣田邦靖(東京車連コーチ)
□東京チームコーチ(男子):飯田義広(東京車連コーチ),村山宏幸(東京車連コーチ)
□東京チームコーチ(女子):佐藤有子(東京車連コーチ)
□東京チームスタッフ:斎藤邦夫(東京車連強化副委員長)

一都三県_成年ケイリン-1

一都三県_成年ケイリン-2

一都三県_少年ケイリン-2

一都三県_成年TS

一都三県_少年ケイリン-1

一都三県_少年TS

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